皆さんこんばんは。新潟のシンママ4年目Kanataです。
皆さんは、非常用の水をしっかり備蓄していますか?
地震や水害などの災害時、数日間を過ごすための水や食料は、備蓄必需品となってきました。
しかし、地震などの災害もないのに、なぜだか水が飲めなくなる事態に先日直面してしまったのです。
そう、濁水(にごりみず)です。
この記事では、先日濁水で半日以上水が使えなくなった体験から学んだことを書いていきたいと思います。
何の前触れもなく突然水が使えなくなるなんて不安ですよね。でも、常時水を備蓄しておくことで安心することができます!
濁水(にごりみず)とは
文字の通り、濁り水とは、濁った水のこと。
通常であれば、浄水場できれいに不純物が取り除かれた透明な水が出てくるのですが、
蛇口をひねると、赤茶色のサビのような不純物が混じった水が出てくる時があります。
この透明ではない状態の水を濁り水といい、特に赤い水は気づかないまま洗濯をしてしまうと、タオルや色の薄い服が赤茶けた色に染まってしまいます。
自転車のサビなど、布製品についてしまうとなかなか取れないですよね。
わずかなら、クエン酸や重曹などを使ってシミを落とす方法がありますが、濁り水で洗ってしまった洗濯物は、洋服全体がサビで染まってしまいますので、残念ですが雑巾などにする他なさそうです。
洗濯機に水が張られるのは、ふたを閉めてからのものが多いので、赤い水が出てるなんてほとんどの人が気づきませんよね…ひどい…
どういう時に起こるの?
こんな困った濁り水、いったいどうして発生してしまうんでしょう?
私の住んでいる地域の濁り水は、停電が原因でした。
浄水場が停電のため一時的に断水してしまい、自家発電装置にすぐに切り替わったとのことでしたが、水の圧力が変わった影響で水道管のサビが落ちて濁りが発生したとのこと。
水圧でサビが水道管に張り付いてたってこと??それが緩んだから剥がれ落ちた?
水道管も経年劣化するので、サビが蓄積されていくのは当たり前。
断水がなくてもサビの混じった濁り水が発生する可能性はどの家庭にもあります。
濁り水は体に毒?
結論から言うと、濁り水は
大量に摂取しない限り、人体に悪影響はありません。
気づかないで飲んじゃった!お料理に使っちゃった!!という場合も、味が悪くなりはするでしょうが、問題なさそうです。
濁り水の主な成分は、鉄分。そしてマンガン。
これらは人体に必要な栄養素であり、また、過剰分は体外に排出されるため、健康上の問題はありません。
ですが、砂や泥のような、明らかな不純物が目に見える場合は飲用を控えましょう。
(茶色い水を好んで飲む人はいないかと思いますが…)
水の備蓄量について
さて、突然濁り水が発生した!となったとき、どのくらいの量の飲用水があればいいでしょうか。
これは、基本的には非常用の水と同じと考えられます。
大人一人あたり、1日3リットル。
+料理などで使用(米を炊く、スープを作るなど)するのであれば、その量を追加して考えましょう。
500mlのペットボトルだと、災害時に持ち運びもしやすいのでお勧めです。
私は災害用として、持ち運びもしやすい500ml×24本の水を備蓄しています。子供と2人なので、あまり多くはないですが…最低限という量です。
濾過装置つきのボトルも
実際に災害に遭った時、濁り水がなかなか解消せず困ったとき、
自宅で濾過ができれば問題ないですよね!
川の水を浄化してそのまま飲めるボトルなども、今では多く売られています。
どれが本当に効果があるのかわかりにくいので、実際に使用したことのある人のレビューなどを見ながら商品を選びたいですね。
実際にお試ししてくれている動画などもあるので、参考にしてみてください!
私も近々なにかしら浄水できるものを購入予定です。
実際に使うとなるとちょっと怖いですが、いざという時はもしかしたら明日かもしれません。常に万が一に備えておくことが大事ですよね。
まとめ
この記事では、濁り水についての説明と、水の備蓄について書いてきました。
断水が原因ではなく、地震の影響で水道管に亀裂が走って泥水が出てくる…なんてことも考えられます。供えられるときに、最低限でも構わないのでしっかりと備えておく。
特に水は、飲まないでいるというわけにはいきません。
大人1日3リットル。
1か月近くも濁り水が発生したという地域もあります。
非常事態はいつ起こるか分からないので、
いざという時に自分自身と、家族を守れるように準備しておきたいですよね。
私も3か月に1回程度、防災リュックの中身を確認しています。今度は、ほどけないロープの結び方なんかも覚えようと思います。
コメント