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【年収270万円のシンママが家を建てた話②】ハウスメーカー選定時に意識したこと、やった方がいいこと

シンママ目線

みなさんこんばんは。新潟でシンママ4年目のKanataです。

↓の記事で、家を建てる土地を見つけるところまでお話ししました。

この記事では、土地が決まった後
「じゃあ次は、建築業者選定だ!」ということで、
ハウスメーカー探しで実際に意識したこと、やってよかったなと思うことなど
お伝えします。

これからおうちを建てようと思っている方
ハウスメーカー選びに悩んでいる方
年収低めでも、家の購入を考えたい方の参考に

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ハウスメーカー探し開始!

私が購入を決めた土地を扱っていた企業さんのグループつながりで、
ハウスメーカー(以下メーカーA)が1つ候補にあがりました。

大きな土地でもなかったので、
大手ハウスメーカーにお願いする、というのは初めから頭になく、
なるべく安く、丁寧におうちをつくってくれるところ
を意識して、最初からローコストメーカーに依頼しようと考えていました。

メーカーAも、丁度新潟で人気が出てき始めている
ローコストハウスメーカーさんでしたので、まずは資料の請求と、事務所に訪問をしました。

正直、資料を見ても良し悪しの判断なんてつきませんよね

資料には、やはり良いことが沢山書いてあります。
写真はどれも綺麗ですし、調度品も高級に見えるものばかり…!
印象は最高なのが当たり前です。

事務所訪問で子供への対応をチェック

判断のはじめは事務所への訪問です。

お話の邪魔になると思われるかもしれませんが、お子さんは連れて行った方がいいと思います。
従業員の方の子供への態度で、客に寄り添って提案をしてくれるかどうかが見える気がするからです。

小さな子がいれば、小さな子でも握りやすいように手すりの高さを考えてくれたり。
子供が大きくなった時、色々改装する無駄などがないように、初めから様々な助言をしてくれたり。

子供への意識が向かなければ、上記のような対応は出てきません。
「世間一般的にはこう」という提案ではなく、
「私たち家族にぴったり」の提案がほしいですよね。

メーカーAは、子供にジュースを出してくれたものの、その後は特に気にかけてくれることもなく、外部の保育士に子供を預けっぱなし。大きめの子供たちがわんさかいる中で、近づいては見るもののうちの子は遊びに加われもしないので、ずっと退屈そうに椅子に座っていました。

帰り際に飴を一ついただきましたが、
親の立場からすると、子供が行きたがらない事務所には通いづらくなるというのもあり、
その後の数回の打ち合わせも、結構苦痛でした。

間取りの希望と予算感を伝え、図面と見積を入手

正直、最初に訪問するハウスメーカーはどこでもいいなと思っています。

図面と見積書が手に入れば、あとはそれをたたきにして、
他のメーカーでも要望を伝えやすくなったり、比較検討しやすくなるからです。

最初に出てくる図面で、判断をしてもいいかもしれません。

メーカーAから”直線の階段を上り切ったらすぐ外開きのトイレ”という図面が出てきて「ないな」と思いました。ドアの前にスペースがほとんどないのに外開き…寝ぼけてたら落下事故とか起こしそう という理由です。

一度図面をうけとったら、「もっとこういう風にしてほしい」という要望をAに伝えつつ、
他のハウスメーカーへも資料請求をしました。

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「おうちの相談窓口」を利用

最初におうちの相談窓口と相談-工務店で家づくり

次に、近くの「おうちの相談窓口」へアポをとって、訪問しました。
比較検討するべきハウスメーカーさんが、全くもって見当もつかなかったからです。

相談窓口では、予算や、こういう家にしたい ということを大まかに伝え、
その条件に合うような資料をもらえたり、実際に訪問の約束を取り付けてもらえたりします。

ハウスメーカーへ訪問の際にも、一緒についてきてくれるので安心です。

しかも利用は無料!
ハウスメーカーさんの方から費用を受け取っているらしいので、
私たち客側にはお金が発生しない仕組みらしいですね。

右も左もわからない時期には、本当に助かりました。

おうちの相談窓口経由でハウスメーカーを訪問&見学

私は、創立からまあまあ年数の経っている、
地元ではよく聞くローコストメーカー(以下メーカーB)と、
全く名前も聞いたことがないようなハウスメーカーさん(以下メーカーC)の2つを訪問し、
モデルハウスも見学しました。

もちろん、紹介してくれたおうちの相談窓口の担当者様もご一緒してくださるので、
このメーカーは無いなって思った時に、お断りを代わりに連絡してくれたりと、
とても有難かったです。

モデルハウスを見学する際に意識して見たいところ

モデルハウスって、やっぱりどこに行っても、
素敵!と思える仕様で作られているんですよね。

置いてある家具も、高そうに見えるものばかり。
壁紙もふんだんに使っていて豪華だし、全体的に広いし。

モデルハウスの雰囲気だけで決めてしまわないよう、
しっかり確認するところは確認しましょう。

なにが標準?なにがオプション?きちんと確認

モデルハウスのお風呂やトイレ、キッチン、洗面などの水周りは、
オプションがついているものが多いです。

そこに憧れて、同じようにしたい!と思っても、
ほとんどがオプション料金加算という結果になり、
他のところで費用を調整したり、結局諦めなけばならなかったりという結果になってしまいがち。

標準でつくものなのか、オプションでお金を加算するとつくのか。
案内をしてくれる人に、なんでも聞いてみてしまいましょう。

壁紙一つにしても、加算料金が必要な場合もあります。

同じような仕様なら、少しでもいいものが標準で選べる方を選びたいですよね。

メーカーの推しは?

必ず、メーカー独自の製法やらなんやらで、推してくる機能があるかと思います。
私の訪問したハウスメーカーCは、特許を取った断熱材のみ、終始推してきました。

1時間もお話を聞いたんですが、分かったのは断熱材にすごく自信がある!ってことだけ。

後は、耐震レベルMAXで作られているのにも関わらず、
余裕で倒壊している門外不出な地震実験の動画を見せられたりと、
良くわからない感じで終わりました。何が言いたかったのだろう…
結局よくわからないところに魅力を感じるわけもなく、即お断りしました。

メーカーBは割といろんなところを推してきましたが、
中でも家じゅうの温度調整機能をとても推してきていましたね。
私の家は、子供と私の2人で住む予定だったので、部屋数もそこまでないことが予測でき、
家中温度調整はこだわらなくても良いかなーと思い、優先度を下げました

メーカーさんの推しと、自分のニーズが一致するかどうかも重要なポイントですね

モデルハウスのクオリティは?

クオリティチェックも欠かせません。
造作家具なんかがあるモデルハウスなら、その出来栄えやセンスなんかを見てみます。
それが好みに合っているのなら、ポイントもアップするというもの。

また、壁紙などの張り方もしっかり見ておきましょう。
正直モデルハウスで、壁紙に破れがあったり、雑な気がしたりする場合、
一番人が見るところなのに手が届いていない、という状況が分かりますよね。
自分の家のアフターケアなども、心配になってしまいます。

丁寧なメーカーさんは、細かいところまでとても手が行き届いていますよ。

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自分のフィーリングを信じることも大切

3つのハウスメーカーを回ったけど、全然しっくりこなかった私。
比較検討は、大体3つくらいまでにしておく方がいいとのアドバイスも聞きました。

このままだったら、どこを選んでも後悔しそう…
でも、ローンの開始期限も近づいてきているし…

悩みつつ資料取り寄せサイトを見ていたところ、
写真の中に「自分がこうしたい!」と思えるようなものが。
ローコストを売りにしているメーカーさんではありませんでしたが、
すぐに問い合わせをして、見学をすることにしました。

これがビンゴ!

従業員の方はみんなとてもやさしくて、子供ともしっかり遊んでくれました。
最初の打ち合わせの中では、自分の境遇に心から共感してくれ、
「ぜひ私たちに作らせてください。必ずお二人が幸せに暮らせる家を作ります」
と真剣にお願いされました。
それが全く嫌な感じではなく、心からの言葉であると感じました。
(こんなことを面と向かって言ってくれるメーカーさん、あまりないですよね)

そうしていろいろなメーカーのお話を聞いた結果、
最後は結局、自分のフィーリングを信じて、4番目のメーカーさんにお願いすることにしました。

設備や性能も申し分なく(もちろん予算を超えることもなく)、
家を建ててから1年3カ月ほどが経ちますが、
今でも毎日「いい家を建てたなあ」と、ソファに座りながらぼんやりと思います。

まとめ

ハウスメーカーの判断基準として、

  • しっかりとその家族に合った対応をしてくれるかどうか
  • モデルハウスやオープンハウスを見る際は、仕事のクオリティや、自分との親和性を確認
  • メーカーが自慢する性能が、自分の理想とする家の方向性に合っているかどうか

などを判断基準とすると良いかなと思います。

それでもしっくりこなかったら、最後はフィーリングも大切です。
この人たちに家を任せたい、この人たちなら自分たちに合う家を提案してくれる。

そう感じることができれば、後悔することもなくメーカーの選定をすることができると思います。
世間の評判は1つの意見として、実際に自分が感じたことを信じてみるのもありなのでは?

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