皆さんこんばんは!新潟のシンママ4年目Kanataです。
我が家では近頃ほとんどYouTubeしか見ないのですが、その合間のCMでとても癖になるCMがあります。
そう、フレンチポップな曲をバックに、牛の被り物を被った人が小気味良く踊る、
クラフトボスのコーヒーニューニューこと「ミルキープレッソ」
最初に見たのがパークマンサー篇で、学校へ行こうドンピシャ世代としてはたまらないCMです。
どうしてもこの曲がフルで聴きたくて、曲名やアーティストを調べたところ、
フランソワーズ・アルディというアーティストの、Comment te dire adieu「(和名は『さよならを教えて』)という曲ということが判明!
オタクが「さよならを教えて」と聞くと、例のあのトラウマゲームを思い出すかもしれませんが、今はそんなことは置いておいて、
この記事ではこのCMの曲について、少し掘り下げて行けたらと思います。
1度聴いたら耳から離れないあの曲、目にしたら忘れられないあのCM、子供も大好きで踊りを真似しています。
Comment te dire adieu「(和名『さよならを教えて』)の歌詞はどんな内容?
この曲は、タイトルにもある通り、別れを歌った曲。コーヒーニューニューの軽快さからは考えられないしんみりとした歌詞です。
端的に言うと、
付き合っていたカップルが、男性側から突然別れを突きつけ、女性側がその理由を教えて欲しいわ
と言った悲しみを歌っている内容でした。
女性はまだ男性を愛しているのでしょうか…
理由ぐらい説明してやれよ男!!どんな理由だっていいから説明して欲しいって言ってるじゃん!!
原曲はゆったりとした曲調
CMでは、BPMも早くて、楽しげな曲調でした。しかし、原曲はこちらの少しゆったりとした曲調です。
確かに歌詞を考えると、CMのような軽快さ(&ダンス)は似合わないですよね。歌詞が分からないからこそあのCMがより際立っている気がします。(日本語の悲しい歌詞であのCMだったら違和感が凄いですもんね…)
この原曲は、1968年に発表されブレイクした曲。
コーヒーニューニューのCMでは、アレンジされたものが使われているようですので、このアレンジバージョンがリリースされない限りはフルで聴く事ができないということですね…!
原曲もそこまでしんみりという訳でもなくて、どちらかというと明るい曲調なのでとてもいい曲なのですが、私はどうしてもあのちょっとBPMの早い軽快な方をドライブしながら聴きたいと思ってしまいます。
子供と一緒にあのダンスをしても楽しそう!
ちょっとサントリーさんにアレンジバージョンの販売を一意見として要望出してこようかしら…!みんなの耳にも残ってる曲のはず!
実は原曲のさらに原曲がある?
フランソワーズ・アルディのさよならを教えての情報をたどっていくと、実はこの曲もカバー曲ということが判明!
さよならを教えては、1968年に発表されましたが、その2年前、1966年に発表された
It Hurts to Say Goodbye/マーガレット・ホワイティング
という曲が原曲とのこと!
マーガレット・ホワイティングのIt Hurts〜は、女性が訳あって遠くに行かなければならなくなり、その間際の想い人との別れを歌った曲です。
今は電話もできるし、なんなら動画のやり取りなんかもできるので、距離はそこまで感じないのかもしれませんが、当時の別れともなると、連絡の手段は手紙くらい?
もしかしたらもう二度と会えないかもしれない。切ない思いが胸に刺さる曲です。
その後、1980年代に日本人の戸川純が発表している『さよならをおしえて』は、アルディやホワイティングと違って、男への執着が感じられる恐ろしく凄みのある歌詞、歌唱となっています。
これはまるで別の曲とも言える魅力が!
元バンギャの私としては、こういう歌詞が刺さる刺さる。
曲が同じでも、歌詞や歌い方、アレンジの違いでここまで聞く側の印象が全く違うものになるのですね!音楽って面白いなあ
クラフトボス「ミルキープレッソ」のCM曲まとめ
最初は耳に残るコーヒーニューニューのCMから曲を調べ始めたのですが、「さよならを教えて」は、思いのほか歴史のある曲だったことが分かりました。
ですが、やっぱり繰り返し聴きたいのは、CMのアレンジバージョン!
ちょっと気分が落ち込んだ時に聴けたら、少し楽しい気分になれそうですよね。
DL販売などするようなら、真っ先に購入するつもりです!
こんなに視覚的にも聴覚的にも印象を残すCM,広報としては大成功なのではないでしょうか!
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