皆さんこんばんは。新潟のシンママ4年目Kanataです。
さて、本日大腸内視鏡検査を受けてきました。
もしかしたら一生に一度も受けない方もおられるかも知れません。
ここ数週間毎日腹痛に襲われ、先日は陣痛のような痛みで動けなくなるほどの事態。
子供の頃からお腹が弱かったので、少しの腹痛ならいつもの事と流していたのですが、あまりにも長引く腹痛と、丸一日痛みが途切れないで続いたこともあり、これはちょっとやばいんじゃないの?
というわけで、実際今日検査してきたのですが…結果はとりあえず異常なしということでよかった!
この記事では、実際に大腸内視鏡検査を受けた筆者がどんなだったかを、お伝えしていければと思います。
もし今後大腸内視鏡検査する!となった時のご参考になれば幸いです
液体の下剤、ムーベンが鬼畜
さて、大腸内視鏡検査と言えば、おしりからカメラを腸内へ入れていき、腸壁などに炎症やポリープなどがないか調べる検査です。
というわけで、大腸の中を空にするための下剤を飲みます。
私が事前に渡されたのが、ムーベンという液体下剤。500mlの下剤を水で薄めて全部で2ℓにして2時間かけて飲みきると大体腸内が綺麗に洗浄されるという訳です。
ムーベンはどんな味?
事前に看護師さんから言われていた味は、「ポカリスエットを不味くした感じ」
で、職場での経験者さんは「スポーツ飲料の甘みが全くないやつ」
そして筆者が感じた味は
OS-1から甘味を取り除いて(海洋深層水の味が近いかも?)、後味が胃腸薬のようにスーッとして、普通の水より少しのとろみがある感じ
要するに
くっそ不味い
最初のコップ一杯はぐいっと気合で飲めましたが、少しでも中断してしまうと、またこの味を味わうのか…と、体が拒否するレベルです。全く進みません。
ムーベンを楽に飲む方法は?
まずいと言われたら、少しでも不味さを感じないで飲みたいですよね。
私がとりあえず実践したのは、
- キンキンに冷やした水で薄める
- 飲む時は鼻の息を止める
- 飲むのを中断した時は即時麦茶を1口飲む
- 飲む時はできる限り多くを一気に飲んで、中断回数(味を感じる回数)を減らす
くらいの事でした。
1度飲んだ後でにおいを嗅いでしまうと、味が思い出されて正直吐きそうになりました。
なるべく味を感じないようにするのが最良ですね。何かを混ぜてよくなるような味ではなかったので、たとえお医者さんが水やお茶は飲んでもOKと言っていても、混ぜるなどは絶対にしない方がいいと思います。(それで変な味になったらさらに地獄です)
実際どれくらいからトイレに行きたくなる?
本当は1時間1リットルのペースで飲まなければならないのですが、バスでの移動の際に催したら最悪だということもあり、なるべく早く飲み終え、早く出し切ってしまおうと、1ℓを30分ほどで飲みました。
医者からの事前説明にもあったのですが、約1ℓ飲んだあたりからお腹に違和感があり、トイレへ駆け込みました。
そこからはもう飲んだ分下からドバドバ出てくるので、衛生的にどうかなとも思いましたが、とてもじゃないけどトイレから出られる状態ではなかったため、トイレ内に下剤を持ち込んで飲みすすめました。
結局、飲み終えたあとも1時間半ほど出続けるので、トイレからは出られません。
検査当日は、出発時間に間に合うように下剤を飲み始められるといいですよね。
実際の検査の流れ
さて、腸内から茶色の透明な液体(私は薄黄色の液体)が出るようになるまで出せば、後はもうお医者さんに行って検査のみ!
検査の流れは、
- おしり部分に穴のあいた(不織布に切れ目があって、布が重なり合ってる感じ。ブリーフの穴をイメージしていただければ分かるかな?)使い捨ての検査服に着替え、貴金属類は全て外す。
- おしりに注射を打たれる
- 左側を下にして寝転ぶ
- おしりの穴にゼリーのようなものを入れられて、それからカメラが挿入される
という感じでした。
注射が相当痛い
腸の動きを止める薬を、検査前に打ちます。
おしりの柔らかい部分に打ちましたが、これが相当痛い。
うわー!繋がってる神経がすごい嫌な感じー!!
っていう痛みです。インフルエンザワクチンくらいですが、ケツは普段あまり打たないところなので、痛いものは痛い!
思わず看護師さんに「これ、相当痛いっすね」と弱音を吐いてしまう程度。
痔持ちにはかなり苦しい検査
子供を産んだ時に痔が出来、そこからずっと治らないで(むしろ悪化して)数年間。
大腸内視鏡検査をすることになって、まっさきに後悔したのが
どうして今まで痔をほったらかしておいたのか
という事です。
カメラの入口が痔のある場所ですから、挿入時相当痛いんです。
先生も、痔がある人はやっぱり痛いよねーって軽く言いながらカメラを進めていきます。
待ってほんとに痛い!!
皆さん、痔はほんと軽いうちに直してしまいましょう。。。
検査自体も痛かった
さて、腸内にカメラを入れるのですから、多少の痛みは覚悟していました。
が、覚悟していても痛いものは痛い。
ネット上で見ると、麻酔をするとか、痛みはあまり感じないとか、大腸の曲がり角だけ痛いことがあるとか、なんだかんだ言ってますが、
そもそもカメラが腸壁に引っかかって痛いのは想像できますが、もっと痛いのは
空気と水を入れられながら検査されると言うところでした。
お腹が下った時の強烈な痛み、あれがずーっと続いていく感じでした。
特に入れられた空気が腸内をぼこぼこぼこぼこって移動するたびに痛いのなんのって。また、先生がカメラを動かす度に激痛が。
ベッドの縁を握りしめて痛みに耐えました。
だれや麻酔してくれるとか痛くないとか言ってたヤツ。
痛みが嫌な方は、予め麻酔ができる病院なのかどうか、確認した方が良いと思います。
検査後も苦痛がしばらく続く
漸く検査が終わり、よろよろと着替えて会計を済ませたあたりで、お腹に激痛が。
そう!腸内に入れた空気が圧迫しての痛みが出てきたのです。ガスが溜まっている時の感じ。
建物内のトイレにもいきましたが、治る気配がないので、痛みに耐えつつ帰宅することに。
バス内が地獄でしたが、その後家で1時間ほどトイレにこもってなんとか乗り越えられました。
まとめ
大腸内視鏡検査は、正直楽な検査ではありませんでした。
下剤の服用もそうですが、前日からの食材の制限(きのこ、根菜、こんにゃく、いちご、キウイ、トマトなどの消化の悪いものがダメ)だったりも気を使いますし、カメラの挿入も痛みを伴うしんどい検査でした。
ただ、実際の腸がどうなっているのか、はっきり見ることが出来ますし、なにか不安があるのなら相談の上受けた方が安心できます。
願わくば、ムーベンがもう少し美味しくなって、もう少し痛くない検査が将来的に出来ればなあ
痛みは個人差があるらしいので、楽な人は全く感じないということもあるらしいです。実際に受けるとなったらそこまで心配せず、不安なことがあれば医者に相談しましょう。
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