皆さんこんばんはKanataです。
先日自分の中でとってもテンションが上がる発表がありました。そう!
萩原一至先生のBASTARD!! –暗黒の破壊神-がネトフリでアニメ化決定!!
原作そのままの内容だと、地上波では到底できないだろう作品ですが、20年来のファンとしては、どうしてもネトフリじゃない環境で見せて欲しかった…!せめてdアニメストアさん…Amazonさん…頼みます…!金なら払っている…!まあ、後ほど円盤買えばいいんですけど、可能なら早く見たいじゃないですか・・・!
鈴木土下座ェ門とかそのままの名前で出てくれたりするのかな…
ダーシュとアーシェとガラとカルとアビちゃんが動いてしゃべってるところがまた見られるなんて~~~!
ダークファンタジー作品の金字塔と言われるこのBASTARD!!ですが、
原作が現在コミックス27巻で沈黙を続けているまま…。
モバゲーでバスタードのゲームがサービス開始されるも、すぐに終わり、
オンラインゲームのバスタードが出る!とさんざん期待させておいて結局は出ず…
あたしゃもう待ちきれんのですよ!
ダークシュナイダーとヨーコさん早く結婚してほしい!って私20年以上思い続けて!!!るんです!!!
でもカイもシーンもシーラ様もみんな幸せになってくれないと嫌だよ〜…
さて、そんなバスタード、再アニメ化の前に、原作ではどんな状況だったのか、
まだこの作品を知らない方向けに、世界観や魅力などをまとめてみました。
この作品を知らない方は、是非予習していってくださいね!(ストーリーの流れ的なネタバレがあるので、嫌な方はブラウザバック推奨です)
バスタードの世界観
まず、この作品は、現代をモチーフとしたものではありません。
現代よりも、だいぶ先の未来のお話です。
人間たちは、科学の力を極め続け、
自律思考型生体器動兵器「破壊神アンスラサクス」を生み出しました。
この絵の下にあるのが建物ですので、とてつもない大きさであることが分かります。
この破壊神をコントロールできなかったことが原因で大破壊が引き起こされ、地球はほとんど壊滅しました。(とされています)
地形が変わり、数十億人の人類や、現存する生物はほぼ死滅し、生態系が大きく変化。
この際、科学などの文明も一度滅亡してしまいます。
このアンスラサクスを、竜戦士が倒し、地中深くに封印しました。
本作は、この大破壊後を舞台としており、
地上にはゴブリンのような、ファンタジー世界で現れる魔物が蔓延っています。
常に危険と隣り合わせとなった人々は、その中で新たに魔法を使えるようになりますが、それはごく一部の存在のみ。
といったような世界観です。まさにファンタジーRPGの世界。
BASTARD!!の魅力
かつて絶大な人気を誇ったこの漫画、今でも多くのファンが話の続きを待ち望んでいます。
個人的には、アニメで最後まで!っていうのもアリかなと思うんですが、ちゃんと表現すると成人指定アニメになっちゃうので、無理か…。
そんなファンも多いこの作品、いったいどこが魅力なのでしょうか。
私がなりに魅力と感じる部分書きなぐります。
主人公が魅力的
この作品の主人公、ダーク・シュナイダーはこの世界では最強の魔法使い。
ただちょっと性格がアレで、1巻時点の15年前に四天王や闇の軍団を連れて、世界征服をするためゴーレムの軍団を操り、各大陸で戦争を起こしたりなんだりした後に、伝説の竜戦士に封印されたというなんともまあダークヒーローの鏡みたいな人物なのですが…
しかもエロいし、ナルシストだし、残酷なことこの上ないのですが…
いざという時に仲間を守ってものすごい量の結界を張ったり、
人を助けるために自分の心臓を差し出したり(物理)
愛する人を、自分の命を使って蘇生させたり。
そんな一面を併せ持つ彼ですから、漫画内でも彼の存在に惹かれる女の子たちがたっくさん。(男たちもなんだかんだダークシュナイダーのために動きます)
さらには、この世の理すべてをぶち壊してしまう彼なので、どんな展開になっても「まあこいつは死なないだろう」という謎の安心感があります。
この主人公の行動によって、周りの意識が変わっていくのが、とっても熱いんですよ!!
主人公と登場人物の繋がりが魅力的
ダークシュナイダーを囲む四天王が4人いるのですが(四天王だからね)
その中でもアーシェス=ネイと、カル=スのダークシュナイダーとの関係にじんわりします。
というのも、ダークシュナイダー、昔に幼い二人を拾って育てているのです。
ダークシュナイダーにとって、ネイは娘のような感覚なのですね。
少なくとも、家族や身内として、愛情を持っているようです。
そして、ネイの後にはカル=スも拾います。
小さいネイを、ちゃんと抱っこして運んであげているダークシュナイダー!
戦争時ですから、足元が危ないですもんね。やっぱり優しいやつじゃん…!
人をもの扱いしたり、自分の家畜と言ったり、表現にとても不器用なダークシュナイダーですが、ちゃんと仲間意識があったりと、冷酷非情な悪魔のような面だけではなく、人間らしい一面もあるのです。
そんな自分の家族同様の二人を救うため、ダークシュナイダーは二人と戦います。
昔の思い出があるからこそ、その戦闘に深い意味が出てくるというわけですね!
不良(とは違うけど)が幼児を育てるっていうの、最高のシチュエーションじゃないですか!?私は超好き!
魔法が魅力
BASTARD!!といえば最早これ。
父親の所持していたコミックスを隠れ読んでいた当時小学生の私は、この呪文の詠唱の虜に。小さい子でこれ覚えようとしない人いるの!?
というくらい、かっこいい詠唱なんですよ。
中でも七鍵守護神(ハーロ・イーン)の呪文は最高。
当時はブラゴザハースや、ジオダスプリード、エグゾーダスなど暗記していたと思うのですが、今でもそらで言えるのはハーロ・イーンの呪文だけ。
カイザード アルザード キ・スク・ハンセ グロス・シルク
灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵をもて 開け地獄の門!
七鍵守護神!!!!(ハーロ・イーン)
とまあ、魔法の詠唱がどれもとてもかっこいいんですよ…。
当時BASTARD読んでた方、何かしらの呪文暗記していますよね?ね?
また、現在では当たり前となってしまっているトーン表現ですが、
当時漫画に効果トーンを使うことの少なかった時代で、BASTARD!!は魔法の表現などをトーンを削ることで描いていました。
前例がない中で、今見ても遜色ない表現、本当にすごいと思います。
自分も唱えたら、魔法が使えるんじゃないかと本気で思いました。
絵の描き込みが魅力
また、バスタードの魅力として最も推したいのが、描き込みの量!
デジタル作画へ移行した後もその描き込みはすごいものなのですが、連載初期のアナログに関しても、描き込みが半端ない…!
どれぐらいの時間かけたらこんなの描けるの…!?
一応私も美大出なので、デッサンなどの大変さは身にしみてわかっているつもりなのですが、これ1枚で8時間くらいかかっても不思議じゃないやつですよ…!
絵のクオリティへの執着とも言うべきこだわり、尊敬の念を抱かずにはいられません…。
普通の人では到底やろうと思えないことをやってのける人を、天才と呼ぶんでしょうね…!
BASTARD!!アニメでは何処まで放送する?
さて、こんな魅力たっぷりのバスタードですが、今回のアニメ化で一体何処まで描かれるのでしょうか?
昨日公開された特番では、2クールと言われていました。
1クール大体5巻程度が一般的ですので、つまり10巻程度までの内容がアニメになると予測できます。
バスタードの10巻というと、キングクリムゾングローリー(ラピュタみたいなやつ)が出てきたあたりですかね。カルとダイ=アモンが戦うシーンや、ヨーコさんとの風呂場でラッキースケベもあります。
方舟編に入る直前で終わりでしょうか。この絵で終わりもありうる…
個人的には、カルを救うところまでは見たい…!という気もしますが、流石に長すぎるもんね…。
現在原作は?萩原一至先生は今どうしてる?
原作は今27巻のコミックスで中断しています。
再開の目処は立っていないよう…。実に残念。
27巻は、18巻の悪魔「ポルノ・ディアノ」との戦いの続きが描かれていました。
27巻が発売したのは、2012年の3月。まもなく10年が経とうとしていますね。
この10年、あっという間だったなあ。
このアニメ化を期に、どうか少しでも原作が進んでくれたら…!
最悪、ラノベで完結までとかでも…!
萩原先生はというと、今現在Twitterアカウントがありますが、専らリツイート専門のような形。
アニメ化の話が出てから、今後情報を発信してくださるとTweetがありましたので、皆さんも一緒にチェックしていきましょう!
まとめ
まさかのこのタイミングで!?というアニメ化。
現代の技術で、魔法の数々が描かれるのが今から楽しみですね。
それまで、情報が開示されていく様子を楽しみましょう!
大好きな作品のキャラが動くのはとても嬉しいことですね!
PVもとてもかっこよかったので、期待大です!
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