みなさんこんばんは!引越しの時、25箱は漫画で埋まるKanataです。
さて、この記事では、ジャンプ+で連載中の「腹腹先生(はらはらせんせい)」という作品をご紹介したいと思います。
ジャンプ+には、JUMPの王道、努力、友情、勝利!な作品もあれば、これはジャンプっぽくない…
といった作品まで多種多様。
掲載作品も多いので、漫画が好きな人は、是非一度アプリを覗いてみてくださいね!無料で読めてしまっていいのかと、謎の罪悪感を感じることもあるくらいです…。
この腹腹先生も、どちらかというとジャンプっぽくはない…と思うのですが(個人的な意見)、ここ最近胸熱展開が続き、読んでいて非常にワクワクします。
それでは、早速本題の作品をご紹介していきましょう!
- 新しく読む漫画を探している人
- 漫画が好きな人
- 腹腹先生の面白さを共有したい人
腹腹先生の作者って?
腹腹先生を連載しているのは、
高口 楊(たかくち やなぎ)先生
という方です。
実は、少し前までは”となりのヤングジャンプ”の投稿一覧に「腹腹先生」のネームも載っていて見られたのですが、今では見れなくなっているようです。ジャンプ+での連載が決まったので非公開となったのでしょうか。
高口先生は○○が上手!
高口先生がジャンプルーキー!に投稿されている作品で、
下絵状態の原稿も拝見できるのですが、
さらっと描かれている中にも人物のデッサンなどがとてもお上手なのが分かります。
また、各作品を通して感じたのですが、
キャラクターの怒りの表現がとてもお上手ですよね。
心の底からの軽蔑と憎悪がひしひしと伝わってきます。
空気が凍ってびりびりするような。
そしてそして、私が推したい1番のポイントとしては、
おじさんを描くのがとてもお上手
ということ。
おじさんを描くのがうまい人は、将来売れる作家さんだって勝手に思っています!
なんてったって、かっこいいおじさんが登場する作品は、素敵な作品が多いじゃないですか!
(個人の感想)
ドラゴンボールだったり、BLEACHだったり、はたまたハンターハンターだったり、
かっこいいおっさんがいると、作品がキュッと引き締まるんですよね。
腹腹先生でも、「おじさん」というワードが登場人物のセリフに出てきているので、今からどんなビジュアルのおじさんがでてくるか楽しみで仕方がありません。
腹腹先生のあらすじ
大学院で化学の研究をしていた津雲あずさ(つくもあずさ)は、教授に自身の研究成果を奪われ、大学院を途中で辞め、偏差値30程度の荒れた高校で教師を務めていた。
生徒や同僚の先生からもつらく扱われる毎日だったが、ある日唯一の肉親である妹のルカが、東京からあずさの住んでいる栃木の実家へ帰ってくる。
翌日、仕事中のあずさにルカから警察に通報してほしいとの緊急の電話が。
電話越しにヤクザと自称する怒号が聞こえ、ルカが何者かから追われている状況だと理解するあずさ。
その後行方が分からなくなったルカを、裏社会相手に科学の知識を駆使しながらなんとか見つけ出そうと駆けずり回る。
ルカを中心交錯する運命はいかに―――
腹腹先生の登場人物
津雲あずさ(つくも あずさ)
元科学者で高校教師。栃木住まい。
髪の毛は黒く、伸ばしっぱなしで、後ろで一つに束ねている。
とても優秀な科学者だったが、現在は偏差値30の、素行の悪い生徒たちが多い高校で教師をしている。生徒にもからかわれているなど、学校内で教師としての威厳などはない。
教師となる前は、リクルーターのスカウトを蹴ってまで大学院に所属。憧れていた教授の研究室にて研究をしていたが、教授に自分の研究の成果を奪われ、失意のどん底に。
両親もおらず(母親の葬式の場面が描かれている)、妹だけが唯一無二の家族であり、妹の存在に支えられながらも妹のことをとても大切に想っている。
ルカの失踪をきっかけに、持っていた化学の知識を駆使して、自分の脅威になる組織と戦う。
津雲ルカ(つくも るか)
あずさの妹で、唯一無二の家族。東京でホステスとして働いている。
物語の冒頭で、あずさの住む栃木の実家へ帰ってきた際、おみやげと称してあずさに派手な下着をプレゼントするなど、天真爛漫な一面がある。
姉のことを気遣い、母親の葬式の時も姉を支えるなど、姉をとても大切に想っている。
あずさの仕事中、助けを求める連絡をしてきたきり失踪。
このルカの行方を追って、様々な人物が交錯することとなる。この物語のカギを握る重要人物。
鎧塚(よろいづか)
ルカが務めていた歌舞伎町にある店「ベティーズクラウン」をなわばりにしている龍王興業の組員。
右目に眼帯をしている。ルカの情報を探してベティーズクラウンに訪問したあずさと対峙。
なんの躊躇もなく、鎧塚の部下へ爆弾を投げ重傷を負わせた”一般人”のあずさの意志の強さを認め、協力してルカを探すことに。
龍王興業自体は、ベティーズクラウンを守る立場のため、その店に所属していたルカを探しているとのこと。ルカの身を案じているようなセリフをあずさに向けていることから、鎧塚は冷徹な人間というわけでもないらしい。
弥生(やよい)
ルカが務めていた店で一緒に働いていた女性。どうやらルカの行方を知っているらしい。
ルカに客前での自分を偽る演技を褒められて、女優になる道を目指した描写がある。
ルカの存在に救われて、生きる希望を持った。ルカを大切に想っている人の一人で、妹を探すあずさに協力をすることに。
ゆきこ
詳細は不明。”おじさん”のためにルカを追っている殺人鬼の少女。
あずさに対して「ルカちゃんの代わりに妹になってあげる!」といったような発言をするなど、人の気持ちが考えられないサイコパスっぽさがある。
”おじさん”に認められたいがために人を殺すなど、愛情に飢えている描写が多い。
腹腹先生のここが熱い!
とっても明るくて、周囲の人から好かれる性格のルカ。
彼女が何の事件に巻き込まれているのか、まだ本編では判明していません。
ルカの姉であるあずさが、平々凡々とした日常から、だんだんと裏社会に染まっていく。
どちらかというと人から虐げられる・奪われる側の立場だったはずなのに、
常識を持ちつつも、直接的ではないにしろ、暴力を平然と行使するように変わっていってしまう。
何かを得るために、何かを捨てる…
そんなあずさの変化が恐ろしく、この後どうなってしまうのかという不安感が、作品全体に立ち込めています。
あずさがルカに近づこうとするたびに、常識はずれな外敵が次々にでてくるのですが、
そんな局面を化学の知識を活かして突破していくハラハラ感。
そして、ルカを救おうと、あずさに協力してくれるようになる魅力的な登場人物たち。
ルカに関わった人たちが、それぞれの立場でルカを助けようと協力し合う。
何とも熱い展開が盛り沢山なんです…!
まさに題名通りのハラハラな展開が続いています。次の話が気になって仕方がないですね!
腹腹先生の今後の展開予想
現時点で13話まで掲載されているのですが、この後、ゆきこのいう”おじさん”からの刺客をかわしつつ、弥生の知っているルカの居場所(ネタバレなので場所は伏せます)まで行くことになるのかなと思います。
弥生も色々と危ない可能性があるので、隠れながらの生活になるのかな。それとも、あずさたちと一緒に行動するかの二択ですかね。
ルカを追って向かう先々で、ルカと縁の深い登場人物の力を借りつつ、敵をかわし、事件の全容を徐々につかんでいくんじゃないでしょうか。
段々と各地に仲間が増えて、いずれ1つの勢力になったりしたらとっても胸熱展開ですよね!
ルカが関わってしまった事件の全容もそうですが、
あずさの価値観など、最終的に裏社会にどこまで染まってしまうのか。
鎧塚とルカの関係なども判明していくでしょうし、今後の展開に期待したいですね!
腹腹先生の更新日は、隔週月曜日!憂鬱な月曜日も、この漫画を楽しみにして、いい気持ちで迎えられそうです!
まとめ
ここまで紹介してきました、高口楊先生の「腹腹先生」。
少し過激な暴力表現もありますが、キャラクターの心情がとっても丁寧に描かれているかっこいい作品です。
この記事で、少しでも皆さんに魅力が伝わればうれしく思います!
現在、コミックス1巻が好評発売中!
ジャンプ+では、一部の話がコインを消費してのみ見られるようになっていますので、
どのみちお金を払うのでしたら、コミックスを購入してしまいましょう!
コミックスの売り上げが、作品の継続につながるらしいです!
ぜひ、高口先生が思い描いている物語を、最後まで楽しみに読ませていただきたいと思います。
私も電子書籍で購入済みです!読めば読むほどいろいろな伏線が張られていそうで、目が離せません…!
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